決算審査

決算審査は、町や村が一年間に公費を使ってどんな仕事を行い、住民の暮らしや地域がどう変わったのかを確かめ、次の予算や改善につなげる大切な議会活動です。

決算審査の意味、議員の役割、予算から次年度予算までの循環を整理した図解

ひとことで言うと

決算審査は、「いくら使ったか」だけではなく、公費を使って何が変わったのかを確かめる場です。

道路や生活環境、子育て・教育、福祉・健康、産業・まちづくりなど、行政が行った事業について、計画どおりだったか、住民の役に立ったか、課題は残っていないかを見ます。

議員が見る4つの視点

  • 住民の声や暮らしを見る:困りごとや願いを受け止め、決算の数字だけでなく生活実感と結びつけます。
  • 資料や実績を確かめる:予算額・決算額だけでなく、利用人数、成果、未実施、不用額なども確認します。
  • 議会で質問・提案する:効果や課題を質問し、必要なら改善や次年度への提案につなげます。
  • 結果を伝え、次につなげる:審査で分かったことを住民へ説明し、その結果を次の予算審査に生かします。

予算審査と決算審査は、つながっている

予算審査では「このお金を使って、本当にこの事業を行う必要があるか」を確認します。行政が事業を実施したあと、決算審査では「実際にやってみて、どうだったか」を確かめます。

そこで見つかった成果や課題を改善につなげ、次年度予算でどうするかを考える。つまり、予算 → 実施 → 決算 → 改善 → 次の予算という一つの循環で考えることが重要です。

住民にとって、どんな意味がある?

決算は行政内部の数字だけの話ではありません。税金や国・県からの財源などの公費が、地域の暮らしにどう使われ、何につながったのかを確かめるものです。

議員が住民の声と決算資料を結びつけて確認することで、「やった事業」から「役に立った事業」へと改善していくきっかけになります。

この図解をどう使う?

住民の方へ「決算審査とは何を確かめる場なのか」を説明するときや、議員が決算資料を見る前に審査の目的を再確認するときの入口として使えます。

参考・確認

  • 地方自治法
  • 各町村の決算書・主要施策の成果説明資料等
  • 各議会の決算審査会議録・委員会記録

具体的な審査方法、提出資料、委員会の進め方などは、各議会の条例・規則・申合せ等によって異なります。

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